波照間の隠れた見どころ

ぶりぶち公園
<ぶりぶち公園の石碑>
 <これが「日本一奇怪な、ぶりぶち公園」だ>

 波照間島の地図には載っているが、昭和47年に復帰祝いとして造られて以来、誰も利用した事がないと言われている「日本一利用者の少ない公園」だ。
確かに、周囲1Kmに人家は1軒もなし。公園に入る道もなく、生い茂った小山の中にうす汚いコンクリート製のベンチがあるだけ。
 ぶりぶちは城壁跡。公園の向かいは3500年前の住居跡である下田原貝塚。
 4年ぶりに訪れたが、相変わらず以前の姿のまま。と言うことは、やはりその後も誰も利用していない。そらそうだ、この場所を訪れる人は私の様な物好きしかいないはず。地元の人はまずこない。
 一人で行くのは、男の私でも何となくキモイ。2人以上で行って下さい。

 決して、このベンチには腰掛けない事。汚れがおちない!

<公園全体。誰が利用するのか??>

<復帰祝いの石碑>

<ぶりぶち公園の前。この先のブドゥマリ浜には昔、港があったと言われ栄えていた>

 <「シムスケ−」 て何 ?>
 
 シムスケーは「古い下り井戸」の事。島の北端にあり、一週道路には看板もない(昔はあった)ので入り口がわかりにくい。とにかくこのあたりかなと思って海側にまっすぐ下り、突き当たった所を右方向に行けば何とかたどり着く。(でも間違ったら、帰りは砂利道の上り坂になるので少々きつい)
 昔、このあたりにあったシムス村で干ばつがあり、水不足困っていた。このとき牛が土をかき分け発見し、村人がこの場所に井戸を掘って助かったと言われる。

<シムスケーのいわれが書いてある>

<東方向に向いて左の道を海側に入る。
200m程行き、右に曲がって100m>

<古井戸の跡>


波照間空港内
<’97年当時>ゲートはあったが
 <カッコだけ?の日本最南のチェックゲート >

 今までにも警報ランプがついたところを誰も、一度も見たことがないと言われているのが波照間空港にあるこのゲート(’97年当時)。「プラスチックの模型」だとか、「コンセントがつながっていない」とか、いろいろ噂の飛び交うゲートダ!
 飛行機に乗る人は誰もこのゲートは通らない。
   ゲートの横からフリーパスだ!

 しかし、今回訪れた時には、このゲートが見あたらない。どこに行ったのか。
残念ながら、状況を聞きたくても誰もいなかった。ニューヨークのテロでもっと厳しくなっているかと思ったけれど、全く逆だった。まあ、波照間島の人も訪れる人もそんな事をする人はいないと航空局?の人が言ったのかも知れない。
 2002年初めに新しい飛行機が就航し、このゲートも新しくなっているかも知れません。情報があればご連絡下さい。
<’02年>ゲートは見あたらなかった 一日1往復のみ。2往復の時もある <日本1小さな空港>
波照間空港


 
 <ユニークな下水道のマンホールの蓋>

集落を歩いていて、ふと目についたのがこのマンホールの蓋。
何と書いてあるのかと見てみると、「日本最南端 南十字星が輝く島」と書いてある。なかなかユニークでもあるし、若干違和感もある。




 
<静かに海を見たい人に人気な「ペムチ浜」

 日本最南端からニシハマに向かう途中にあるのが「南の浜(ペムチ浜)」

日帰りコースで波照間を訪れる人は、まず来ない。と、言う事はほとんど来る人がいない場所。ゆっくりと浜辺で南の海と空を見ながら時を過ごしたいロマンチック??な人には最適な場所。でも誰も来ないと思って居て、急に人が来るとドキッとするかも。
 ここは遊泳禁止なので、決して泳がない事。





 <立派すぎる道路、誰が使うのか、側の歩道>


 どこの観光道路かと間違う様な立派な道路。公共事業が島の発展には貴重であるのはわかるが・・・・。また自転車で島を巡る時、昔のようにガタガタ道の時はたまらなかったが、非常に快適になり、島一周も楽になった。
 でも、横の歩道は誰が使うのかな?車の通行もほとんどないので、自転車でも道の真ん中をのんびり走る事ができるのに??そう言えば、牛が通るのかな??

 <これだけある「日本最南端の証」>
 せっかく日本最南端の有人島「波照間島」に来たからには、何か証明書の様な物が欲しいと思う人は多いはず。(与那国島の「日本最西端の証」は有名です)
 私もそう思って色々探して見ると、何と3種類もありました。どれが本物で一番記念になるかの判断は任せます。
  <No.1:安栄観光発行>
 波照間島の最南端の写真が載っている証明書。民間発行なので観光用と思う(当たり前だが)人もいるが、最南端の波照間島に行ったと言う証明になる。石垣島の離島桟橋の安栄観光の切符売り場で購入する事ができる。(波照間島に行かなくても買えると言う事か??)。波照間島内でも手に入る所(わからないが船のターミナル?)があるかも知れない。1部500円

  
  <No.2:竹富町観光協会発行>
 この証明書は波照間島だけではなく、「日本最南端の竹富町の島々にやって来た」証明書。
取り扱い場所:<石垣島>:竹富町観光協会、八重山観光フェリー(共に石垣離島桟橋)、西表島観光協会、<波照間島>:竹富町役場波照間出張所、港ターミナル売店、星空荘 その他竹富島、西表島でも購入可能。でもやっぱり、波照間島で買ってこそ意義がある。1部300円
  
  <No.3.石垣市観光協会発行>
 この証明書は、最南端の石垣島にやってきた証明書。波照間島に行くには必ず石垣島を経由する必要があるが、石垣島に来ただけで日本の最南端に行ったと言うのは???
 川平湾の写真が載っている。
取扱場所:私が入手したのは石垣のみやげ物屋で1000円以上買った際に引換券(JAL発行)でもらったもの。品物を買わないともらえない。でも3種類の中で一番小さく(はがきサイズ)買えば100円位か?
  



 

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