与那国島は日本最西端の島で、人口1、800余人の日本最後の夕陽がみれる島です。
「海底遺跡」「日本最西端」がこの島のみどころスポットになっており、ダイバーが多く訪れている。
トピックス−1では、与那国島の主なみどころを紹介します。
「与那国トピックス−2」では、「日本最西端」の目で見たちょっと変わった穴場も紹介していますので、合わせて御覧下さい。




 幻の海底遺跡
 最近、与那国島を有名にしたのは「海底遺跡」だ。
この海底遺跡が発見されるまでは「日本最西端の島」が最大のうたい文句であり、物好きな風来坊と、「美しい海」を求めたダイバーや、豪快なカジキ釣りに来る釣り人が大半?だった。
 しかし昭和 年にホテル「 」のご主人である  さんがこの遺跡を発見して以来、与那国島の最大観光スポットになった。
海底遺跡を見るのは、やはりダイビングして見るのが一番良い事は間違いない。
久部良の港から、ダイバーを海底遺跡がある比川の東南の「新川鼻」沖までつれていってくれる船が出ている。(一部、祖納の港からもある)

 
 ダイビングができない人にも海底遺跡を見る方法はある。
 それが、グラスボート。
 久部良の港から、2つグラスボートが不定期に運航されている。事前に予約しておく必要がある。十分とは言えないかも知れないが、それなりに海底遺跡の姿を見ることができる。約2時間の遊覧で5,000円/人。私が行った時は2人だけでしたが、それでも乗せてもらえました。
 遺跡のある場所は、島の南東沖にあるので、「波が穏やかな晴れた午前中」がベストです。
私が海底遺跡に行ったのは、「冬で強風警報が出ている、曇った、夕方」と言う最悪の条件であったにもかかわらず、それなりに海底遺跡の端っこを見ることができました。
 グラスボートを運行している船の連絡先は
 ●サーウェスヨナグニ 09808−7−2271
 ●葉月丸        09808−7−3272

 <葉月丸>
 携帯電話の発達で、葉月丸の連絡先も携帯番号の方がベター。海底遺跡見学に出ている時もあるので、事務所に連絡しても留守の時が多い。でも、留守番案内で連絡先の携帯番号を言ってくれるので問題はありませんが・・・
 (携帯:090−1510−7205)



 ティンダバナ
  
 祖納の南西の高台にある天然の展望台。
昔、伝説の女酋長である「サンアイ・イソバ」がここを拠点にして島を納めていた と言われている。


  ここからは、祖納の集落が一望できる。

 右のティンダバナの説明書きが登り口にある

ナンタ浜

 祖納集落の北にあるのがナンタ浜。

集落のすぐ北にあり、散歩がてらに訪れ、浜でボーとするのに一番良い所。
 ここは、民謡の「ナンタ浜」に歌われて有名になったところ。



 与那国空港

 当然「与那国空港」は、「日本最西端の空港」である。
日本トランスオーシャン航空(JTA)と琉球エアーコミューター(RAC)が就航しており、石垣島と那覇と結ばれている。
 昔はYS機だけであったが、1999年よりJTAはジェット機が就航している。

 与那国は石垣島よりも台湾の方が近いが、残念ながら台湾への直行便はなく、近い台湾に行くには那覇を経由して行くしかない。 
 ここには、土産物を売っている売店が4店あるが、飛行機の発着する前後しか開いていないので注意のこと。



 くぶらばり
 「くぶらばり」は昔、人頭税に悩まされた村が、人減らしの為に妊婦を集め、この割れ目(3〜5mもある)を飛び越させたと言われている。

 この「くぶらばり」の横に「日本最後の夕日が見える丘」の碑が建っている。
 残念ながら、私が行った時は雨が降り、風も強い日だったので、もちろん夕日は見る事ができませんでした。



 東崎(あがりざき)
 島の東の端にあるのが「東崎」
岬の一帯はは放牧地になっており、ヨナグニ馬や、牛がのんびりと草を食べているのに出くわす。
 牛馬はおとなしく、警戒心も強いので決して追いかけ回さない様に!
 岬の先端に灯台があり、その手前には展望台がある。晴れた日には西表島がかすかに見える



 軍艦岩、立神岩(たちがみいわ)

 東崎から南西方向の海岸は垂直に切り立った断崖が続く。
ここが「サンニヌ台」で展望台の東側に「軍艦岩」が見える。

 展望台と遊歩道があるが、遊歩道につけられている柵がどうも不安。
少し急な所もあり、隙間もあるので、この場所では決してふざけたり、走り廻ったりしない様に。

 サンニヌ台の南西にある「立神岩展望台」から、「立神岩」が見える。
その形は神様が立っているように見える事から、名前が付けられたとか?
 立神岩の先には、有名な海底遺跡があるが、立神岩の周辺にも、同じ様な地形があるらしく、現在調査されているとの事。
ひょっとしたら、もっとすごい海底遺跡が見つかるかも知れない。

 

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