波照間島は北緯24度2分25秒、東経123度47分16秒に位置し、
有人島としては日本最南端の島です。
南十字星(ムリブシ)が見える島です。

<波照間島のデータ>

波照間島 周囲:14.8km面積:12.77ku
最高高さ:海抜60m
人口 580人(’02年1月)[男:286人、女:293人]
農家人口:152戸(専業農家82戸)<平成7年度>
世帯数 254世帯
畜産頭数 黒毛和牛:429頭、山羊:338頭
サトウキビ 面積:166ヘクタール、生産量:1万トン<9/10年期>
集落 富嘉、名石、前、南、北の5つの集落がある
観光客 観光入域客数:23、000人余<平成10年>


<島名の由来>
 波照間の島名は、「さい果てのウルマ(サンゴ礁)の島」に由来している。


<波照間の歴史>
 島は隆起珊瑚礁によってでき、近年、下田原貝塚から3500年前の居住跡が発見された。
 昔から神の島と言われ、琉球王府の時代には流刑の島にされたとも言われ、農民の代表として反旗をひるがえしたオケヤアカハチの生誕の地としても知られている。

<波照間の産業>
 島の産業はサトウキビ栽培と製糖が中心です。
 近年スイカやメロン、パッションフルーツなどの果樹等の栽培も行われていますが、サトウキビ栽培に従事している人は人口の70%を占め、製糖工場が島の経済を支えている。
 波照間のサトウキビ栽培は1914年に石垣島から移植されたのが始まりで、1961年に「波照間製糖株式会社」が設立され、63年に製糖工場が操業開始されました。
 サトウキビの収穫は12月から3月でこの時期が島が一番忙しい時です。製糖工場の社員は20人で、この時期、製糖工場は24時間のフル操業体制で製糖されます。波照間で作られる黒糖は品質が良く、特においしいと言われています。
 サトウキビの収穫は天候に大きく左右され、1〜1.6万トン/年で、これから黒糖が1500〜2000トン/年作られます。

 一方、黒毛和牛などの畜産も盛んになっており、山羊も多く飼育されています。ほとんどがサトウキビとの兼業で500頭の牛が飼育されている。
 漁業は以前は鰹漁も多かったが最近は少なくなり、漁業はトビウオ漁が主です。


<波照間島の連絡先>
   竹富島役場 〒907 沖縄県石垣市美崎町11
   TEL09808-2-6191